「TRIZをどう教えるか」”How to teach TRIZ?”
~ アナトーリー・ギン 来日記念セミナー ~
 
    (申し込み方法は下方にあります)

セミナーの講師はTRIZマスター、国際TRIZ協会副会長、アナトーリー・ギン氏です。
氏はTRIZマスターとして、特に教育分野における活動に力を入れて活躍しています。

【狙い】
 セミナーの主な狙いは以下のようなものです。
・TRIZを教えた経験の紹介
・教育効果を高めるためのリコメンデーションの教師への伝達
 セミナーでは様々な教育方法とそれぞれによる期待効果が紹介されます。
 参加者はまた、教育効果を高めてくれる幾つかの教育上の技法を学びます。

【概要】
 競争力向上の手段としてのTRIZの経済(実業)・教育における可能性をテーマとします。
・グローバル化の進展により地球上のどこに住んでいる人でも世界的な競争に参加することが
 できます。社会的国家的な成功要因は有形の資源よりも人的資源の発展水準に大きく左右さ
 れるのです。
・ダイナミックに発展する社会や急速な変化を示す生活条件に対して、いかなる人も未解決の
 課題に遭遇し、新しい課題の解決を迫られます。より快適な生活水準を実現するためには
 これらの課題に上手に適応することが必要になります。TRIZはこれら課題を効果的に解決する
 ための独自の方法の総体なのです。
・TRIZは技術的課題の解決以外の様々な分野にも適用され、創造的な課題解決を行うために
 使われています。
・グローバルでダイナミックな世界の中で単純な労働の価値は低下します。その一方で困難な
 状況下でも正しい判断ができる人に対する需要は大きくなります。そのような判断ができる
 人を教育することは社会的に必要とされる機能です。人々にそれを教える方法の必要性は
 ますます大きくなります。
・今回の講演では、経済(実業)・教育における競争力向上の手段としてのTRIZの役割と可能性
 を論じ、TRIZを社会に定着させる目的で行なう活動の合理的な順序について提示します。

【構成】
 セミナーの構成は以下の通りです。
・相互紹介(Get acquainted)
・TRIZを教える目的
・TRIZあるいはTRIZに基づく専門教科を教える対象の人の種類
・TRIZを学ぶ条件と教育の方法
・幾つかの教育技法
・創造性合戦
・Q&A


【講師プロフィール】 (以下、TRIZ塾のHP より引用しました)
 アナトーリー・ギン
・アナトーリーは1958年ウクライナのハリコフ生まれ。1983年から教職につき指導法の改革に
 取り組む中で1987年にTRIZと出会い、以降TRIZを教育に活用する研究に取り組んできています。
 現在は児童教育を中心に学校教育の革新に取り組んでいます。1998年にアルトシューラが認定
 した65人のTRIZマスターの1人です。
・アナトーリーが活動拠点としているウェブサイト(ロシア語)
 http://www.trizway.com
・彼らの方法を使用する教師たちをサポートするためのサイト(ロシア語)
 www.о-мир.рф
・第10回TRIZシンポジウムでは基調講演を担当します。

【通訳】 本セミナーはロシア語で行われ、日本語の通訳が行われます.
 黒澤 愼輔(TRIZ塾代表)(http://www.trizstudy.com
・黒澤氏は、日本TRIZ協会元理事で、現在、新しい時代の教育分科会の主査を務めています。

【日時】 2014年9月10日(水)(13:00~17:00、4時間)

【会場】 早稲田大学 西早稲田キャンパス 52号館(東京都新宿区大久保3-4-1)
 http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
 アクセス JR山手線 高田馬場駅、西武線 高田馬場駅 徒歩15分
       地下鉄東京メトロ 副都心線 西早稲田駅 直結

【主催】 NPO法人日本TRIZ協会

【定員】 30名(日本TRIZ協会会員を優先することがあります)

【参加にあたって】
 本セミナー参加にあたっては、「TRIZ 発明問題解決理論 レベル1 教科書」を事前に予習して
 いただくことを前提とします。
  http://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=243450

【参加費、お支払い方法】 3,000円(税込)、当日現金払いのみ


【お申込み方法】 以下の要領で申し込んでください。
  ・8月20日到着分までの締め切りとします。
  ・メールのタイトルを【アナトーリー・ギン講義参加申し込み】として、以下の事項を明記して
 info@triz-japan.org 宛に電子メールで申し込んでください。
 (1) 氏名
 (2) 会員番号
 (3) 所属
 (4) 連絡先メールアドレス
 (5) 領収書が必要な場合の宛名
 (6) 指定文献の予習状況
 (7) その他連絡事項